毎日のちっちゃな変化が、大きな流れを作る。昨今の不正や隠蔽に対して
昨今の不正や隠蔽に対して、人間力を学ぶ重要性を感じます。
人間力は、売上向上やCSRだけではなく、
会社を守るリスクマネジメントだからです。
まずはこちらをご覧ください。
=======一部抜粋=========
鍵山道場 鍵山秀三郎著
これが自分を変えるための近道だ!
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毎日の生活において、つい楽な方へと流されてしまうと、それが小さな緩みであっても、やがて大きな災厄につながることもあります。
仕事でいうなら、
「これくらいのルール違反なら大したことはないだろう」
と思ってやってしまえば、それがいつか習慣になり、やがて組織や企業そのものを悪い体質に染めていきます。
しかしながら、個人のちょっとした行いが周囲を悪い方向に流してしまう力があるなら、物事をよい方向に回していく力もあるはずです。
自分を変える、周囲を変えるということに際して、人はどうしても難しいことや特別なことをしたがります。
掃除にしても、普段は汚しておいて、年に一度だけ大掃除をすればいいと考えても、いざやってみると手が回らずに挫折してしまうことが多いでしょう。
私がいままで歩んできた人生を一言で表現するなら、それは「凡事徹底」ということです。
つまり「誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底してやる」ことです。
では、具体的に何をやればいいのでしょうか。
私の場合は、それが「掃除」だったわけですが、同じ凡事徹底でも人それぞれにあったもの、その人だけが気づくというものもあると思います。
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塵も積もれば山となる。
積小為大(せきしょういだい)
様々な格言がありますが、小さなことがいかに大きな変化を繋がるのかを示しています。
昨今の大企業や団体の不正、隠蔽は実は積み上がって崩れた結果かもしれません。
失敗学によれば、ハインリッヒの法則があります。
重大な事故や失敗 「 1 」に対して、
事前に軽度の失敗が 「29」起こり、
ヒヤリとすると体験が 「300」ある。
確率の話です。
裏を返せば、329回止めるチャンスがあったのではないか?
不正や隠蔽も個人が「NO!」とはっきり言うことができれば、ニュースになる程大きな出来事にならなかったのではないかと感じます。
ただ、329全てをトップダウンで企業がチェック、管理することは難しい。
個人の倫理・道徳観にかかっています。
だからこそ、人材育成でスキル技術を教えると同時に、人間学を学ぶ必要があります。
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